2026/01/04 13:37

2025年の現代写真の動向として、AI(ChatGPT)が出力した作品ステートメントが増えた気がします。いつも足を運んでいる展示会場だからこそ文章の違和感が気になったのかもしれません。


ChatGPT製ステートメントにありがちな言葉・記号・構文(2025年版)

ChatGPT製ステートメントは間違っていないし破綻もしませんが外れない。作家自身の判断や感触が文章から抜け落ちやすくなりますが、これは欠点というよりツールの性質です。以下は2025年の展示を見ていて目にすることが多かった言葉や構成です。



① よく使われる言葉(抽象名詞)

・静かに
・そっと
・ゆっくり
・立ち上がる
・揺らぎ
・境界
・痕跡
・問いかける
・可視化/不可視
・あいだ/狭間



② 記号・表記の癖

・―(ダッシュ)
・……(三点リーダの多用)
・「」や“”で言葉を囲む
・改行が多い
・1行=1文構成




③ 動詞・言い回し

・立ち上がる
・差し込まれる
・浮かび上がる
・問い直す
・再構成する
・可視化する
・示している



④ 句読点の多さ・リズム

・、が多い
・。で止めず改行
・読点で思考を刻む



2025年の定点から見えてくるのはAIによる写真作品そのものではなく、それっぽい言葉が均されて並んでいる作品ステートメント風景でした。


AIはツールです。
カメラがツールであるよう表現のための手段のひとつにすぎません。
それを使うこと自体が問題になるわけではありません。

(後編につづきます)


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