2024/11/10 06:47

このイベントはアートを通じた視覚的・芸術的な探求の旅を目的としています。
具体的なレクチャーは設けず、参加者同士の即興的な出会いやアイデアの共有を重視しています。

以下を巡り作品や歴史に触れた事と、制作におけるAiの具体的な活用について共有をしました。

・北野謙氏の写真展「時間の部屋」
・国民公園 皇居外苑半蔵門園地
・水越 武 作品展「語りかけてくる風景」
・ソール・ライター写真展 art cruise gallery


北野謙 写真展「時間の部屋」

北野謙は、人間の視覚を超えたヴィジョンを写真で表現し続けてきた写真家として広く知られています。
この作品は東條會舘が100年以上にわたりお客様と共に紡いできた時間を背景に、ギャラリー東條會舘写真研究所を舞台に開催。
建物の各フロアに4つの新作を含め、インスタレーションした様々な「時間の部屋」を、時に鑑賞者自身でイメージを出現させながら巡ることで、過去、現在、未来といった様々な次元が交差し、時空を超えた物語を体験しました。

写真は一般的に過去を捉えるものですが、それを軸として循環性や、今、未来の提示などを作品に落とし込まれていたこと。
そして、いずれもアナログの原理・制作によるものだったことが印象的でした。






camera obscura
作品の一部であったcamera obscuraは、小さな穴を通して外の光景が反転して映し出します。
まさにカメラの原点ともいえるこの仕組みは、光の不思議な性質を直に感じることができて興味深い空間でした。


camera obscuraの穴から見える景色

空間に屋外の様子が映し出だされる



北野謙 「時間の部屋」

・2024年9月27日(金)〜2024年11月24日(日)
・東京都千代田区麹町1-6-12