2024/10/10 15:25

いつもMONGOOをご愛顧いただき、ありがとうございます。


過去2年間、T3フォトマーケットへの出展を通じて、お客様に実際に商品を手に取っていただく機会を設けてまいりました。今後もポップアップショップなど、直接お客様とお会いできる機会を大切にしていきたいと考えています。


そこで、新たな試みとして「フォトウォーク」のようなイベントを開催することにいたしました。このイベントでは、商品に関するご要望なども直接お伺いできると考えています。


「奥の細道」というイベント構想に至ったきっかけは、ある日の出来事でした。カーナビに従って住宅街を運転していたところ、突如として階段に行き当たったのです。狭い道を恐る恐る進んでいったものの、結局バックで元の道に戻るはめになりました。


この経験から、スマートフォンに依存し効率化された都市生活の中で、思いもよらない「バグ」に遭遇することの面白さに気づきました。偶然出会った地元の方から、その階段にまつわる町の歴史を聞くことができ、体験がより深みを増しました。


現代では、飲食店の情報はレビューやブログで簡単に入手でき、旅行も既存の情報を確認するだけになりがちです。そんな中で、メインストリームから外れた街歩きでひそやかな魅力を再発見できたらと考えています。


幸いにも、街にはアートや写真の展示が数多く開催されています。これらを起点に街の魅力を探索し、松尾芭蕉の「奥の細道」が精神的・文学的な探求の旅であったように、私たちもアートを通じた視覚的・芸術的な探求の旅ができればと思っています。




※ 撮影:GR3 カメラ内多重露光(奥の細道 vol.2より)



奥の細道 コンセプト

講座ではないのでガイドをしたり資料を用意する事はありません。
参加者間でそれぞれの共有ができたらと面白いものです。


探求の旅

芭蕉の「奥の細道」が精神的・文学的な探求の旅であったように、私たちも写真を通じた視覚的・芸術的な探求の旅をします。


日常の中の発見

芭蕉が旅先で様々な風景や出来事に詩的感興を覚えたように、あなたも日常の街中で特別な瞬間や光景を見出し、カメラに収めます。もちろん撮らなくてもOK。

 

記録と表現

芭蕉が俳句と散文で旅の印象を記録したように、私たちも写真というメディアを通じて街の様子や自身の感性を表現。


文化的な交流

芭蕉が各地で地元の人々や文人たちと交流したように、私たちもARTや写真展を巡ることで様々な表現やの作品に触れ交流しましょう。

 

継続的な実践

「奥の細道」が長期間の旅の記録であるように、私たちの活動も継続的な実践であり、時間とともに深まっていく体験だと考えています。月日と共に変わりゆく東京の街の変遷など興味深いものです。


※ 撮影:GR3 カメラ内多重露光(奥の細道 vol.2より)